1. パートナーの定義

各パートナーの定義

1-1 マテリアルパートナーとは

・商品を製造する時に出る主資材の端材の廃棄量を減らしたいと考え、端材をご提供頂ける企業

・商品を製造する時に出る副資材(主資材が入っていた袋など)の廃棄量を減らしたいと考え、副資材をご提供頂ける企業

・飲食物を販売する時に出るゴミの廃棄量を減らしたいとお考え、その対象物をご提供頂ける企業

 

私たちは、ゴミになってしまう物をゴミではなく価値ある物を生み出す素材(マテリアル)と考えます。ゴミになってしまう物を価値のある実用小物になる方法を見つけた時、そのゴミは材料へと昇華します。不思議なもので素材に見えるようになります。

 

1-2 スキルパートナーとは

・紙、プラ、革、布など各種素材をアップサイクルする技術をお持ちのクリエーターの方

・アップサイクル作品を手順に従って作ってくださる団体・個人の方

 

アップサイクルする時に心得ている事は、ゴミからゴミを作らない事です。アップサイクル作品だからといって使い勝手、デザイン性に妥協する事はありません。

 

1-3 アクションパートナーとは

・アップサイクル作品を購入してご使用して頂ける企業・学校・団体・個人の方

・アップサイクルワークショップにご参加頂ける企業・学校・団体・個人の方

・アップサイクル講演会にご参加頂ける企業・学校・団体・個人の方

 

アップサイクル作品には、使い勝手、デザインへの妥協はしません。しかし、例えば、スマホポシェットのスマホを入れる部分とストラップ部分の革の染色状態が違う事があります。そもそも廃棄予定の物から作品を作る訳で一般的な商品のように染色状態を揃えられない事があります。

その状態をアップサイクル作品の個性としてクールだと捉えて頂けるとありがたいです。そうする事で、アップサイクル作品の世の中への認知が広がると思います。また、その事が温暖化防止への道に繋がると考えます。

色が違う、質感が違う、キズがある、少し汚れがあるなどをカッコいいアップサイクル作品だと考える事、それを『 Upthink 』と呼ぼうと思います。

『 Upcycle 』と『 Upthink 』、アップサイクルする側とアップサイクル作品を使う側が協力する事で温暖化防止アクションが進んで行くと考えます。

 

2. パートナーの紹介

2-1 マテリアルパートナー

株式会社リーガルコーポレーション

靴製造時に効率的に使ってもどうしても出る端革の廃棄量を減らしたいと言う課題をお持ちでした。NPO法人 日本エコロジーアップサイクル協会がお声がけさせて頂き、靴の端側をベルトにアップサイクルする事で廃棄量を減らす事を始めました。

靴の端革を小さな長方形に切り出し、その両端にスリット(長方形の穴)を空けます。そのスリットに同じ形の小さな長方形を差し込みつなぎます。その作業を繰り返す事でベルトができます。

そのつないだ状態から『つなぐベルト』、プロジェクトを『つなぐプロジェクト』と命名しました。

 

鎌倉ビール醸造株式会社

鎌倉発、鎌倉市で唯一のビール醸造所でクラフトビールを製造・販売されています。

この温暖化防止プラットフォーム設立前からモルト袋を頂き、NPO法人 日本エコロジーアップサイクル協会がエコバッグにアップサイクルさせて頂いております。

このプラットフォームを通じてモルト袋をアップサイクルしたエコバッグを使ってくださる所が増え、モルト袋の廃棄量が減ることを期待しています。

 

2-2 スキルパートナー

NPO法人 日本エコロジーアップサイクル協会

2019年11月より、紙袋、コーヒー豆のプラ袋、チョコレートの箱、小麦粉袋などからマスク入れ、名刺入れ、手帳型スマホカバー、エコバッグなどの実用小物をアップサイクルする事でゴミを減らす活動を鎌倉を中心に行っています。

2021年秋からは、紙、プラで培った『折る技術』を革に適用させ、ソファー、靴の端革、鹿革から名刺入れ、スマホポシェット、ベルトなどをアップサイクルする事でゴミを減らし温暖化防止に繋げる活動を行っています。

この『温暖化防止アクションプラットフォーム』の運営団体でもあります。

 

社会福祉法人 きしろ社会事業会

大船と北鎌倉の中間にあるみちテラスへ、デイサービスに来られる利用者さんに『つなぐベルト』作りにご協力頂いています。

社会的に意義のある活動だと言って頂き、精力的に制作して頂いています。

 

2-3 アクションパートナー

株式会社ビルスキル

東京、神奈川、埼玉、千葉を中心にビルの清掃業務を行われています。『つなぐベルト』を清掃員の方のユニホームの一部として採用して頂いております。

新入社員の方が入られる毎に『つなぐベルト』を支給されていて、徐々に装着率が上がって靴の端革の廃棄量削減に貢献して頂いています。

今年7月に設立20周年を迎えられ、更なる発展が期待される企業様です。

 

株式会社 ACT AS SECOND

鎌倉を中心とした湘南エリアにて資源回収された古着を綿に戻し原料にしたデニム生地とジーンズ 製品を作るプロジェクト『Kamakura Jeans』というブランドを進めておられる企業様です。

2024年春夏に向けて『Kamakura Jeans』の準備を進められています。

 

3. サポーターの紹介

3-1 つなぐサポーター

2023年春に実践させて頂いた『つなぐプロジェクト』のクラウドファンディングにご支援頂いた方々をご紹介させて頂きます。

 

 二石 智也  Forest&Hill  布川 藤子  やなさわ@面白法人

 自転車の洗車専門店ラバッジョ  カトウケイコ  s.mariko  前田 理

 akesan  一葉  NPO法人湘南ビジョン研究所 理事長 片山清宏

 石川絹莉  アロハカイロ&フットパラダイス 高橋素子  二木 薫

 竹原 久雄  ゆう  福田 素子  RinMOMOHARA  京ヶ島 弥生

 浜渦 勇樹  カノマミ  大海 絵里佳  株式会社アイム  三原 晶子

 くぼたみなこ  長谷川 裕子  山崎奈々絵  木村 則子

 

 お名前掲載以外のリターンをお選び頂いた方、お名前の掲載をご希望されない方もおられ、総数128人の方にご賛同頂きました。ありがとうございました。