1. 実現したい事

1-1 初めに

桜をはじめ藤、紫陽花などほぼ全ての花の開花時期が早くなっています。また、夏前には来ない台風が来たり、台風が観測史上初という大きさだったりする事で被害も甚大な物になっています。

更に、世界に目を向けてみると南極大陸やグリーンランドなどの氷河や氷床が溶けて海水に流れ込んだり、水温の上昇で海水の体積が膨張したりすることから、海面上昇が生じて、フィジーやツバルなどの島嶼国家の水没危機が差し迫っていると懸念されています。

参考:環境省 COOL CHOICEのHP

これらは、地球温暖化に伴う現象であり、その原因は人間活動によってもたらされる二酸化炭素の増加だと言われています。

二酸化炭素の発生量を減らすには、ゴミとして焼却する量を減らすことです。地球温暖化防止には、ゴミを減らす事がもっともポピュラーな手段であり、それがSDGs 目標13 気候変動に具体的な対策の一つの手段になると考えます。

 

1-2 具体的なアクション

このプラットフォームでは、『ゴミになってしまう物を価値のある物に変える』アップサイクル技術を使って、ゴミの発生を抑え廃棄量を減少させ温暖化防止につなげ、地球を子ども達につなげます。

 

グローバルウォーミングポテンシャル

 

 

例えば、靴メーカーさんが靴製造時にどうしても出る端材(端革)の廃棄量を減らしたいという課題をお持ちで、その端革をアップサイクルしてベルトを作り、そのベルトをビルの清掃会社さんの清掃員の方にユニホームの一部として使って頂く事で靴の端革の廃棄量が減り、温暖化防止につながります。

 

関係図

 

 

靴の端革をアップサイクルしてベルトを作るだけでなく、それを使ってくださる企業・団体・学校がある事で継続的に端革の廃棄量が減り温暖化防止につながります。

更に、アップサイクル作品の制作を社会福祉法人さんのディサービスを利用されている高齢者の方や身障者の方にご協力頂く事で、利用者さんのウエルビーングにつながると考えます。環境 x 福祉の課題解決につながります。この温暖化防止プラットフォームでは、複数の企業、団体、学校などが協働する事で課題解決に導きます。